ユーラシア大陸とグリーンランド、
北アメリカ大陸に囲まれた海、
北極点を中心に広がる海が北極海です。
大洋の中では一番小さい北極海は
厚い氷に覆われています。
しかし、現在の地球温暖化の影響を
うけるようになったと言われている北極海。
年中氷に覆われている神秘の北極海
についてお話します。
北極海の氷は減り続けている?
近年、北極海の氷は減り続けていました。
地球温暖化が原因しているのか、
海氷の面積は2012年9月に最小となりました。
次の月の10月、海氷の体積は
6000立方キロと記録されています。
しかし、2014年1月の観測によれば、
体積は増加したことがわかりました。
前年の同時期と比べると、
1.5倍にまでなったというのです。
氷はこのまま増加するのでしょうか。
温暖化の次に寒冷化が来る前兆なのでしょうか。
その答えはわかりません。
北極海で暮らす生物は?
北極海にはさまざまな生物が暮らしています。
シロクマやアザラシ、セイウチにシロイルカ。
水族館でもお馴染みの動物たちです。
しかし、2014年2月、
ロシアの学者が謎の生物を発見しました。
水深1500メートル付近で、無人潜水器が
謎の生物の襲撃を受けたというのです。
襲撃を受けた潜水器は傷やへこみがいっぱいだとか。
謎の生物の正体はまだつかめてはいません。
氷に閉ざされた北極海には多くの生物が
暮らしています。
温暖化が進めば、
これらの生物の命も危ういと聞きます。
2014年は氷も増加しましたが、
今後はどうなるでしょうか。
増加して地球は寒くなるのか、
また温暖化に転じるのか、
北極海の今後が気になります。
地球の自然を守るためにも、
生物の命を守るためにも、
北極海を守る努力は続けなければいけません。
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