正社員に嘱託社員、パートタイムなど、
働き方にはいろいろあります。
その中で、就業先に非正規雇用されている
人たちを非正規労働者と呼びます。
嘱託社員や期間従業員、
パートタイムなどがそれにあたります。
派遣社員や契約社員などもですね。
非正規労働者の現状について調べました。
非正規労働者の割合はどのぐらい?
パートやアルバイトで働く人の数は増え続けています。
2013年の総務省の発表によりますと、
役員以外の非正規社員は2043万人、
割合は38.2%でした。
小売業やサービス業で非正規として
働く人の数が増えたことが原因です。
非正規労働者の半分以上は女性です。
家計を助けるために結婚後に非正規で
働く女性が増えているようです。
非正規労働者の年収は?
国税庁の発表した2012年の
サラリーマン平均年収によりますと、
労働者の平均年収は408万円、
正社員は468万円、非正規社員は168万円でした。
非正規労働者は収入が安定しないばかりか、
全体の年収もかなり低めだ
ということがわかりました。
非正規ではたらく若者が多いのは、
正規の働き口があまりないことが理由です。
これからの日本の未来を担っている
若者たちがこの低い年収のまま、
非正規で働き続けることを考えると、
日本の未来が不安になりますね。
若者たちは、正規社員として仕事に就くことが
難しくなり、非正規またはニートが増えてきました。
非正規で働くと、賃金も低く不安定、
自分の持つ能力を開発する機会もあまりありません。
生活が不安定なことから将来を決めることができず、
結婚や出産を考えられない若者が増えたといいます。
日本の将来を明るくするためにも
雇用の安定が求められます。
コメント