だんだんとその数を減らし、
ついには絶滅の危機にある動植物のことを、
絶滅危惧種といいます。
以前は多く生息していたのに、
皮や毛皮、食用などで捕獲されすぎた
森林や河川が開発されることで、
住む場所がなくなった、
獲物の動物が少なくなった
などの理由で数を減らした動植物たち。
世の中から消える前に何とか守りたい
絶滅危惧種について調べました。
絶滅危惧種の動物は？
動物園でおなじみの動物に絶滅危惧種が多いです。
アジアゾウやアフリカゾウ、ジャイアントパンダなど
クマ科の動物のほとんど、
アムールトラなどネコ科の動物、
ゴリラやチンパンジーなど、霊長目も絶滅危惧種です。
動物園にいるからといって数が多いわけではないのです
絶滅危惧種の植物は？
動物と同様に、植物も日に日に数を減らしています。
宅地化が進んで、
自然の植物が育つ血が少なくなったことが原因です。
日本は植物の種類も多く大切な生物資源であり、
7000種類の植物が自生しています。
しかし現在、7000種類のうち1690種類もが
絶滅危惧種となっていますし、
日本で生まれた植物の4種類に1種類が
絶滅の危機に立っていると言われています。
絶滅から動物や植物を救うためには？
日本の各地域では、その中でも生育状況の悪いものに
対して保全や回復に努めています。
絶滅から動物や植物を救うために
だれでもできることがあります。
それは、周りの環境が変わらないよう、
努力を続けることです。
地球の温度が上がれば、
植物や動物も生きていくのが大変。
温暖化を防ぐために省エネにつとめましょう。
無駄遣いは自然を破壊する元です。
必要な分だけ使うよう、
または必要な分だけ食べ物を買うようにしましょう。
ムダのない生活が動植物を、そして地球を守ります。
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