世界中からセレブが集うフランスのパリでは、
8つのホテルが最高級の5つ星として評価されていますが
なかでも名高いのが111年の歴史を誇るホテル リッツ パリ。
ある時はハリウッド名画「昼下がりの情事」の舞台として、
またある時は悲劇の王妃、故・ダイアナ妃が最後に宿泊したホテルとして
世界中にその名を知らしめました。
このホテル リッツの流れをくみ、
その経営理念が他の企業からも注目されている
ホテル リッツ・カールトンについて調べてみました。
ザ・リッツ・カールトンのホテル数は?
世界各国にホテル・チェーンを展開する
インターナショナルホテル、リッツ・カールトン。
その数は公式プレスによると世界27か国で81軒に上り、
日本では東京と大阪の2都市にあります。
ザ・リッツ・カールトンの成り立ちは?
ザ・リッツ・カールトン・ホテルの根底にあるのが
「ホテル王」とも呼ばれたセザール・リッツの信条です。
セザール・リッツは1918年にこの世を去りましたが
その妻は彼亡き後も、その名を継ぐホテルを拡張。
やがて1983年、アメリカのザ・リッツ・カールトン ボストンが
商標使用権を購入し、フランチャイズ化。
世界中で展開される一大ホテルチェーンに成長しました。
ザ・リッツ・カールトンのCREDO(クレド)カードとは?
リッツ・カールトンの全従業員が携帯しているカードがクレドカードです。
「クレド」とはラテン語で「信条」や「約束」を意味します。
クレドカードにはホテルの理念や従業員の行動指針が記され、
従業員は各々がクレドに基づき行動し
さらに他の従業員と連携することで
お客様へ最高のサービスを提供できるよう努めているのです。
ザ・リッツ・カールトン、満足を超えたその先へ
たとえばある国のリッツ・カールトンホテルで宿泊した客から
「枕が固いので交換してほしい」と頼まれると
後日別の国のリッツ・カールトンホテルにその客が宿泊した時は
最初から柔らかい枕が用意されている…
そんな魔法のようなサービスが、このホテルの日常。
お客様の「満足」の先にある「感動」を演出する。
それがこのホテルの魔法の秘密であり、
そこで働く従業員の誇りなのでしょう。
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