夏になると全国あちらこちらで盆踊りが開かれます。
その中でも、富山県を代表する盆踊りが
おわら風の盆です。
毎年9月1日から3日にかけて行われるこのお祭りには、
3日間で25万人ほどの見物客が訪れます。
三百年もの歴史があるという
おわら風の盆について調べました。
おわら風の盆2014は?
本祭は9月1日から3日までですが、
8月20日から30日までは前夜祭が行われ、
各町内では輪踊りや町流しが毎晩続きます。
そしていよいよ各町内では、決められたコースで
9月1日から3日までおわら風の盆がスタートします。
人々は三日三晩踊り続けるとか。
幻想的な灯りに艶やかな女踊り、そして勇ましい男踊り、
そして三味線や胡弓などの楽器。
派手なお祭りではありませんが、
気品と叙情豊かな優雅さを感じます。
おわら風の盆の歴史は?
おわらの歴史は元禄に始まった、と言われています。
起源は1702年3月、八尾の民衆がお祝いで、
町を三日三晩練り歩いたところから始まりました。
それをきっかけにして二百十日の風の厄日に
風神鎮魂を願って風の盆の祭りと変わり、
日にちもそれに合わせて春だったのが
9月1日から3日までに変わったようです。
二百十日の前後は、台風が多いです。
せっかく育てた稲が収穫前に風の被害に
合わないことを願っています。
おわら風の盆の動画は?
おわら風の盆2012の動画を紹介します。
おわら風の盆 2012 HD
おわら風の盆は非常に人気が高く、
リピートして何度も訪れる人も多いとか。
300年もの歴史を感じるお祭りです。
歴史の流れに従いながらも昔ながらの
おわらに対する愛情は変わらず、
多くの人に踊り継がれてきました。
外を練り歩くお祭ですので、
雨の日は中止になってしまいます。
雨が降らないことを願いましょう。
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