ロキソニンとは?劇薬?市販薬?副作用は?

病気
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TVから流れるCMの中でも、
つい反応してしまうのが薬のCM

あの「ピンポ~ン」という音が聞こえると
気になって画面に目をやる人も多いのではないでしょうか。

薬の広告は人体の健康に直接影響を及ぼすためか、
特に規制が厳しく薬事法で定められています。

CMでは使用上の注意についての説明文を
「ピンポ~ン」などの喚起音をつけ
画面中央に3秒以上だすよう指導されているのです。

そんな薬のCMの中で最近気になる
ロキソニンについて調べてみました。

ロキソニンとは?

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ロキソニン解熱、鎮痛、炎症を抑える薬です。

解熱鎮痛剤のなかでは胃への副作用も少なく
効果が確かなため、内科・外科を問わず
医療機関で最も処方されることの多い薬の一つでしょう。

ロキソニンは劇薬だった?

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ロキソニンは非ステロイド性抗炎症薬に分類され
その効果の強さから、かつては劇薬指定
医師の処方箋が必要な薬でした。

ロキソニンを処方してもらうためだけに、
病院で長い時間を過ごした患者さんもいたはずです。

しかし今では劇薬指定が解除され、
製薬会社各社から市販薬が発売されて
気軽に町のドラッグストアで購入できるようになりました。

ロキソニンはスイッチOTC薬?

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耳慣れない言葉、スイッチOTC

OTCとはOver The Counterの略で
「カウンター越しに」という意味合いです。

医師の処方箋なしでは使用できなかった医薬品のうち
その後規制が解除され、処方箋なしでも薬局の
カウンター越しに買えるようになった薬のことをいいます。

ロキソニンもこのスイッチOTC薬の一つで、
2011年に第一三共ヘルスケアがはじめて
「ロキソニンS」という商品名で販売を開始しました。

病院で処方されるロキソニンも
市販のロキソニン薬もその成分は同じで
基本的に効果に大きな差はありません。

ロキソニンの副作用は?

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解熱鎮痛剤系につきものの副作用が胃腸障害です。

胃腸障害は放置すると胃潰瘍を引き起こす恐れがあるため
病院でロキソニンを処方するときには
胃薬を一緒に処方することがあります。

ロキソニン自体は副作用を抑制するためプロドラッグ化という
体内で代謝されてはじめて効果を表す工夫が施された薬ですが
まったく副作用が起こらないわけではありません。

気軽に購入できるとはいえ、薬は薬

用法・用量・服薬方法をきちんと守って
使用したいものですね。

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