2020年に予定されている東京オリンピックは、
発表されたエンブレムがベルギーの劇場のロゴ
に似ていると、類似問題に発展しました。
エンブレムはオリンピックには欠かせない
大事なものだけに、エンブレムというものは
慎重に慎重を重ねて選ばなければいけませんが、
2016年リオオリンピックのエンブレムは
どんな形なのでしょうか?
リオオリンピックでも類似問題はあった?
リオオリンピックのエンブレムにはどういう
意味があるの?
ロゴマークなどのデザインに興味があって
勉強しているけれど、エンブレムはどのよう
にして作られ、そして選ばれているのか
気になるという方のために、
類似問題の有無とリオオリンピックの
エンブレムの意味について調べました。
リオオリンピックでも類似問題はあった?
リオオリンピックのエンブレムにおいても、
実は東京オリンピックと同じように類似問題
が持ち上がっていました。
2010年の終わりに発表されたリオオリンピック
のエンブレムなのですが、2011年に入って
すぐに類似問題に発展しています。
リオオリンピックのエンブレムに似ている
と言われていたのは、アメリカのコロラド州
にあるテルユライド財団のロゴマークです。
しかし騒ぎとなった時にオリンピックの
大会組織委員会やデザインチームは強く
否定しました。
それにより、結局は類似していないという
ことになってエンブレムが変わることは
なかったのですが、まだ騒ぎは完璧には
落ち着いていないようです。
リオオリンピックのエンブレムにはどういう意味があるの?
東京オリンピックで騒がれるようになって
からエンブレムを再認識したという方は
多いかもしれません。
しかし、4年に一度しか無い世界大会のロゴマーク
であるエンブレムですから、開催国はそれぞれ
特徴あるエンブレムを発表しています。
リオオリンピックのエンブレムは
「人」をイメージしています。
リオデジャネイロ出身者であるカリオカたちが
協力してブラジルをここまで発展させてきた
という意味を込めて考えたエンブレムだそうです。
それ以外にもこのエンブレムは、
筆記体の「RIO」、
そして有名な観光スポットである
シュガーローフマウンテンも表している
といいます。
一つのエンブレムにもこれだけの意味が
あるとはすごいことですね。
これほどの思いが込められているわけですから、
類似問題が出たときにデザインチームがかなり
強く否定したのも納得です。
オリンピックの競技を見るたびに五輪のマーク
と一緒に登場するエンブレムには、開催国の
デザイナーたちの思いが込められています。
素晴らしい歴史に残るデザインを、
いつか自分も作れたらいいですね。
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