人体に必要な5大栄養素と言えば
タンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルです。
ミネラルの中でも注目度の高い亜鉛について、少し調べてみました。
ミネラルとは?
無機質ともよばれるミネラルの数は多く、
カルシウム、鉄、ナトリウム、亜鉛などがその代表です。
ミネラルは骨や体の組織を構成し、体の調子を整える
重要な働きをしますが、体内で作ることができないため
食べ物からとる必要があります。
亜鉛の役割は?
ミネラルの中でも亜鉛は細胞分裂に深く関わる
重要なミネラルです。
そのため成長期など、新陳代謝が活発な年齢ほど、
亜鉛を多く必要とします。
亜鉛の効果は?
亜鉛の主な働き
●子供の健全な成長
●体の免疫力を上げる
●血糖値を下げる
●育毛の促進
●体の免疫力を上げる
●血糖値を下げる
●育毛の促進
亜鉛の摂り方
亜鉛を始めミネラル類は体内に貯蔵できないため、
必要な量だけ食べ物で補うことになります。
亜鉛は卵、米、納豆、ブロッコリー、レバー(牛・豚)、
牡蠣、海苔、うなぎなど、一般的に食卓にのぼる
多くの食品に含まれています。
ただ、亜鉛は体内で吸収されにくいという欠点があるため
吸収率をアップさせるクエン酸やビタミンCと
一緒に摂ることをお勧めします。
牡蠣にレモン汁などは、最適な組み合わせですね。
亜鉛の必要量は?過剰摂取すると?
1日に必要な亜鉛の摂取量は
成人男性が12mg、成人女性が9mgです。
亜鉛が不足すると亜鉛欠乏症になり、
味覚障害、シミや皺、脱毛、免疫力の低下などの症状が現れます。
かといって、亜鉛を摂りすぎると風邪を引きやすくなったり、
頭痛や発熱、嘔吐や脱水症状、腎臓への障害なども報告されています。
亜鉛を一度に大量摂取した場合は、急性中毒となる恐れもあります。
不足しても摂りすぎてもいけないのがミネラル。
厚生労働省では13種類のミネラルについて
「日本人の食事摂取基準」を掲げ摂取量の指標が定めていますので、
ぜひ参考にしてください。
栄養素はバランスよく摂ることが必要なんですね。
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