春から秋の間に、大ぶりで可愛い花を
咲かせるパンジーですが、色の種類が
たくさんあります。
色の種類によって花言葉も違うパンジーの、
名前の由来や色別の花言葉について
お話します。
パンジーの名前の由来は?
パンジーという言葉は英語のPansyから
来ているのですが、Pansyの由来は、
フランス語の「Pansee(パンセ)」です。
パンジーの花はよく見ると人の顔の
ような感じがします。
パンジーの蕾は下を向いていることから、
頭を垂れているもの思いにふけっている
ようなイメージがあります。
そのため、思いや思想という意味を持つ
Panseeが花の名前に使われるようになり、
英語であるパンジーという名前が一般的に
広まったのです。
パンジーの花言葉は?色別に違うの?
パンジーにはいろいろな花言葉があります。
パンジーの名前が思いや思想という意味を
表すこともあって、花言葉もその意味合い
を持ったものが多いです。
パンジー全体としては「物思い」または
「私を思って」という意味があります。
恋の告白に使えそうな花言葉ですよね。
パンジーは色によって違う花言葉を
持っています。
・黄色のパンジー 「慎ましい幸せ」「記憶」
・白いパンジー 「温順」「愛の思い」
どの花言葉も悪い意味合いを持つものでは
ありませんから、どの色のパンジーを
プレゼントしても喜ばれそうです。
パンジーは愛情を示したい時に使われる
ことが多いです。
ヨーロッパでは、パンジーの花を身につける
ことで、異性から愛を得られるという
言い伝えもあります。
シェークスピアの名作「真夏の夜の夢」
の中にもパンジーは登場します。
お話の中では、眠っている人のまぶたに
パンジーのエキスを塗ると、目を開けて
始めてみた人を好きになるとあります。
まさにパンジーは愛を得られる媚薬ですね。
パンジーは一色だけでなく3色が入った
三色すみれなどもあり、どれもかわいい
ですし、見ているだけでなんだか優しい
気持ちになれる花です。
長く楽しむことが出来る花ですし、鉢植えで
お花屋さんに行くとたくさん売られています。
お庭やベランダに置いて楽しむ花として
パンジーを手に入れてはいかがでしょうか。
寒さにも丈夫ですから、冬の間も楽しむ
ことができますよ。
そして、片思いの相手がいるという方は、
パンジーの鉢植えをプレゼントしてみましょう。
花言葉を知らない相手でも思いが伝わる
かもしれません。
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