「もどかしい」の言葉の意味を辞書で調べたら、
「物事が思うように進まなくてイライラする事」のほかに
「非難すべき」「気に入らない」
という意味もありました。
「非難すべき」なんて強烈ですね。
その様な意味もあるとは思いませんでした。
日本語は曖昧な言葉が多く、
同じような言葉があって、どの場合にどの言葉が
当てはまるのか迷ってしまうことは多いですよね。
日本語の感情を意味する言葉はいくつも
ありますから、よく分からずに使っていて
実は間違っているということもあります。
自分の気持を上手に伝えることができない時に
よく使う「もどかしい」ですが、
わかっているようでわかっていない「もどかしい」の使い方
について調べました。
「もどかしい」はどういう意味なのでしょうか?
「もどかしい」の意味を調べてみますと、
物事が思うように進まなくてイライラする事
だと書かれています。
また、始めたいのに始められなくてウズウズ
している時、イライラしていて落ち着かない時
にも「もどかしい」は使われます。
誰もが苛々するものについては、
「もどかしい」という言葉は使いません。
他の人にはなんともないことでも、
自分はどうにも我慢できない、
そんな気持ちの時に「もどかしい」
という言葉は使われています。
どういうときに「もどかしい」を使うとしっくりくる?
「もどかしい」という言葉が一番しっくりくる
のは恋愛の時の感情です。
恋愛は一人でするものではありませんから、
思うとおりには進みませんよね。
自分では良かれと思って言った言葉も、
相手にきちんと伝わるとは限りません。
自分はこんなに頑張っているのに、
どうして思いが通じないのだろうと
やきもきしてしまいますよね。
そんな時の感情に一番しっくり来るのが
「もどかしい」という言葉です。
自分ではこんなに努力をしているのに、
もう一歩関係を前に進めたいのに、
相手には自分の愛情が伝わらない
「もどかしい」気持ちはなんとも言えません。
「もどかしい」を説明するには、
片思いをしている相手に対する自分の感情を
想像することが一番です。
日本語は考えてみると本当に奥が深いですから、
自分では当たり前のように使っている言葉でも
実はおかしいということは多いです。
「もどかしい」という言葉は似たような表現の
言葉がいくつもありますから、
使い分けることが非常に難しいです。
「もどかしい」という言葉はイライラした時に
使うものだと思っている方は多いですが、
欲求不満でイライラしている感情とは
少し違います。
うまくいきそうでうまくいかない、
細かい感情を表した言葉ですから
片思いの人にピッタリの言葉だということを
覚えておいてください。
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