3月3日といえば女の子の節句であるひな祭りです。
ひな祭りには、雛人形を飾る方が多いですが、
いざ飾ろうと思ってもどこに飾ったら良いのか、
またどう飾ればいいのかわからない、
という方もいらっしゃるでしょう。
女の子の節句に欠かせない雛人形について
調べました。
雛人形はどこに飾ったらいいの?
雛人形には七段飾りから省スペース型のケース
のものまで、いろいろな種類があります。
七段飾りはかなりの場所を取りますが、
できるならば家族みんなの目の届く、
リビングに置くようにしましょう。
片付けられるものがあれば片付けて場所を
作るようにしてください。
場所を取らないケースの雛人形は、
タンスの上においてもいいですし、
サイドボードの上においても構いません。
しかし、省スペースのものは目の届かない場所に
置いてしまうともったないですから、
ちょっと目立つように工夫して飾ることが
おすすめです。
たとえば、ピアノがある方は、飾りの下に
赤いもうせんをしいてから飾ると、
ピアノの黒ともうせんの赤のコントラストで、
雛人形が際立ちます。
サイドボードの上に置くときも、赤いもうせんを
敷いた上におひなさまを置くと、
みんなの目がいきますので、赤いもうせんは
欠かせませんよ。
洋風の部屋でも雛人形は違和感なく飾れますから
お試しください。
段飾りの雛人形の飾る順番は?
段飾りの場合は置く順番が決まっています。
最上段は、向かって左にお殿様、右にお姫様を
飾ります。
そして後ろには金屏風、両脇にはぼんぼり、
二人の間には桃の花がさされている三方飾りを
置いてください。
二段目は三人官女です。
両側の二人が立つか、両側の二人が座るかの
二通りになっています。
持たせるものは、向かって左から提子(ひさげ)、
三方、長柄銚子の順です。
三段目は五人囃子です。
向かって左から太鼓、大皮鼓、小鼓、笛、謡い手に
並べます。
四段目は随身で、向かって右に左大臣、
左に右大臣を置き、冠をかぶせて弓矢をもたせます。
五段目は仕丁で、持っているものは向かって
左から台笠、沓台、立笠の順です。
そして六段目と七段目には食器やタンス、
御所車などが置かれます。
年に1回しか無いひな祭りですから出すことが面倒
だと思わずに、毎年必ずお雛様は出してお祝いする
ようにしましょう。
女の子が幸せな一生を送ることが出来るように、
お父さん、お母さんは、精一杯のお祝いをして
あげてくださいね。
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