胸や背中が痛くなる時はいろいろな病気が
疑われますが、胸や背中が痛いだけでなく、
肩こりや息切れ、胸や首に圧迫感があるときは
胸膜炎の疑いがあります。
胸と背中の痛みで人を苦しませる胸膜炎について
調べました。
胸膜炎の痛みはどの程度なの?
胸膜炎の痛みはなんとなく痛みがあるものから
激しく指すような痛みを感じるものまでありますから、
痛みの程度で胸膜炎かどうかを判断することは
できません。
しかし胸膜炎の痛みは深呼吸や咳をすると
ひどくなると言われています。
最初はちょっと痛みがある程度ですぐにおさまって
なんでもなくなってしまったとしても、
しばらくしたら症状が悪化して胸の痛みとともに
発熱や咳、背中の痛みが現れるのが胸膜炎です。
肩こりや動悸を感じる方も多いですから、
胸以外にもいろいろなところで痛みが出る病気
だと覚えておきましょう。
胸膜炎は予防できる?
胸膜炎は肺炎などが原因で起こることが多いです。
ですから細菌やウイルスに負けない体を作ることが
大切です。
普段の生活においては、疲れやストレスが
溜まった状態でいると体の抵抗力が落ちている
ために細菌やウイルスが体の中に入りやすいです。
抵抗力を落とさないように規則正しい生活を続け、
ストレスも溜めないように適度にストレス発散する
ようにしてください。
予防ではありませんが、最初は大した痛みがない人も
多いことから風邪だと思い込んで特に治療をしない方も
多いです。
しかし胸膜炎をほうっておくと症状が悪化して
治るまでにも時間がかかりますから、
おかしいと思ったらすぐに病院を受診してください。
病院を受信していても、風邪だと判断されて
胸膜炎が見逃されることもあります。
風邪だと言われて薬を飲んでいるのに痛みが
おさまらないようならば、早いうちに他の病院で
もう一度診察してもらってください。
胸膜炎はひどくなければ手術も必要ありませんし、
病院で言われたとおりに治療を続けていれば
痛みもだんだんおさまって元気になります。
胸膜炎はそれだけで起こるのではなく、
肺炎や悪性腫瘍など後ろに病気が隠れています。
後ろに隠れている病気を治すことで胸膜炎を
治すこともできますから、すぐに痛みが治るからと
勝手に判断することなく、病院を受診してください。
喫煙者の方が胸膜炎を起こすときは腫瘍が原因の
ことが多いですから、手遅れにならないよう
おかしいと思ったらすぐに病院に行ってください。
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