健康診断などで血液検査をするとわかる
値の一つがグルコースです。
グルコースとは血液の中の糖分の量を表すのですが、
値が高過ぎると健康に害を及ぼすと言われています。
グルコースの値が高いと指摘されてどうしたら
よいか困ってしまうことがないよう、
グルコースが高い場合の生活について考えました。
グルコースの値が高い時、体はどのような状態にあるの?
グルコースは血液の中の糖分の量をはかったもの
ですから、値が高いということは血液の中に
必要以上に糖が含まれているということです。
糖分は生きていくために大切な栄養なのですが、
分解されてエネルギーに変わらなければ意味が
ありません。
糖を分解するのがインスリンです。
インスリンがあれば糖はエネルギーに変わり
ますから、体を動かすために使われます。
しかし体内にインスリンの量が少なかったり
インスリンがうまく機能しなければ、
血液中の糖分が増えて体に色々な悪い影響が
現れます。
グルコースの値が高い場合、どのような生活を送ったらいい?
グルコースが少し標準よりも高いぐらい
なのであれば、生活習慣を改めるだけで
グルコースの値を標準値に戻すことができます。
まずは自分の食生活を振り返って考えてみてください。
一日に人が摂取しなければならないエネルギー量は、
標準体重(kg)×25から30(kcal)で計算できます。
グルコースが高い方は必要なエネルギー量よりも
多くのエネルギーを食事からとっていることが
多いです。
偏食して自分の好きなものばかりを食べている
という方は、一度自分の食生活を見なおして、
バランスの良い食事を適量とるように心がけて
ください。
グルコースの値を下げるためには運動も効果的
なのですが、激しい運動は途中で嫌になることも
多いですし、体を疲れさせるだけでグルコースの
値を下げるまでには至りません。
有酸素運動はグルコースを下げるのに効果的ですが、
運動が苦手な人でも楽に始められるウォーキング
から始めると長続きしますよ。
グルコースの値が高いと糖尿病をはじめとする
いろいろな病気にかかる可能性が高くなります。
体は健康であることが一番ですから、
健康診断でグルコースの値を調べたら
自分の現在の状態をしっかり確認しておくと
いいですよ。
健康的な食生活と軽い運動で、
グルコースの値を常に標準に保ちましょう。
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