成人病の一つに糖尿病があります。
糖尿病は甘いモノが好きだからなるものではなく、
グルコース(血糖値)が高いことで引き起こされます。
グルコースの値は血液検査で調べることができ、
GLUと表記されます。
病気にならない元気な体を維持するために
調べたほうがいい血液検査でわかるグルコース
について調べました。
グルコースの値を調べる血液検査の方法とは?
グルコースの値は空腹時でないとわかりません。
人はなにか食べると血糖値が増えますから
正しい数値を出すことができないのです。
グルコースの値を調べるためには前日の夕食を
終えたら絶食に入ります。
そして、値を調べるのは朝起きてすぐの
空腹の状態にあるときです。
グルコースの値は静脈と動脈で異なり、
動脈のほうが高値になります。
医療機関では静脈ではかりますので、
家庭で測るグルコースの値よりも低め
となっています。
空腹時の血糖値の基準値は70から109mg/dlです。
126mg/dlを超えると、血糖値が高く
糖尿病の疑いがあることがわかります。
グルコースの値を調べることで何がわかるの?
グルコースが高いということは血液の中に
ブドウ糖があふれた状態なのですから、
血糖を調節するインスリンが不足している
ことがわかります。
グルコースの値が高いと、現在はまだ発症
していなくても糖尿病などの病気を発症する
可能性が高いことがわかります。
心配される病気は、糖尿病以外に慢性肝炎や
肝硬変、膵炎、膵癌、恒常性機能亢進症です。
グルコースは高いだけでなく低くても体には
良くありません。
グルコースの値が低い低血糖は検査で
50mg/dl以下の場合です。
低血糖は、インスリンが必要以上に分泌されて
血液のブドウ糖が少なくなってしまった状態です。
心配される病気はすい島線腫、
甲状腺機能低下症です。
すい島線腫は、インスリンを分泌する細胞に
腫瘍ができてしまったために起きる病気で、
意識障害が現れます。
グルコースの値は血液検査の前にご飯を食べたか
食べないかでかなり値が違っています。
食べないで検査に来てください、
と言われていたのにうっかり食べて
しまうことってありますよね。
何かを食べてしまうと血糖値は上がって
しまいますから、健康体なのに高血糖が
指摘されることがあります。
医療機関で食べないできてくれ、と言われたら、
ご飯を食べないでいくように気をつけて
くださいね。
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グルコ-ス値が140ありますが糖尿病ですか?