腸がねじれることで異常な腹痛と追うと、
下痢などのさまざまな症状を引き起こすのが
腸捻転です。
腸がねじれたままにしておくと腸が壊死して
大変なことになるために注意が必要な腸捻転ですが、
腸捻転を引き起こす原因はどこにあるのでしょうか。
腸捻転の原因について調べました。
腸捻転は何歳ぐらいに多い病気?
腸捻転は若い人よりも高齢者に多い病気だと
言われています。
年齢とともに大腸の動きは弱くなりますから、
便秘になりやすいため腸にものが詰まって
腸捻転を起こすのです。
しかし、若いからといっても油断は禁物で、
赤ちゃんや小さな子供も腸捻転を起こすことも
ありますから油断はできません。
また、年齢とは関係なく一度腸の手術をしている人は
なりやすいと言われていますし、性別で言えば骨盤が
狭くてねじれた腸が戻りにくい男性は女性よりも
腸捻転になりやすいという統計が出ています。
腸捻転を引き起こす原因は?
腸捻転を引き起こす原因は大きく2つに分かれます。
1つは生まれつき腸の位置が悪いことです。
腸の場所が固定されていれば問題はないのですが、
腸の位置が悪くてうまく固定されていないと
ねじれやすいために腸捻転をすぐ引き起こします。
もう1つは腸がたるんでねじれやすかったことです。
人は年齢を重ねると共に、締まりがあった内臓も
だんだんとたるんでいきます。
加齢が原因の一つということから腸捻転が高齢者に
多い病気ことがわかりますが、加齢のせいだけ
でなくストレスが溜まることも内臓のたるみを
引き起こします。
ストレスがたまれば消化も上手に進むことが
できずに便秘になる人は多いです。
便秘が続けば続くほど腸に便がたまってしまって
たるみが生じます。
便秘の方は大腸が2倍ほどまで伸びてしまうことも
あるようです。
もともと便秘症だという方はいつ腸捻転を
起こすかわかりませんから用心が必要です。
生まれつき腸の位置が悪くて腸捻転を起こしやすい
体の場合は腸の位置を治すことは難しいため
なんともいえませんが、ストレスをためないことや
便秘を防ぐことはできないことではありません。
腸をたるませないためには姿勢を良くして
腸を伸ばすことも必要です。
便秘は万病のもとですがすぐに治すべきですし、
便秘が続けば腸捻転を起こす可能性が高いです。
食事中はなるべく繊維質のものを食べるなど、
便秘対策として出来るだけのことはして
あげましょう。
コメント