一般家庭に良く見られる簡易車庫が“カーポート”です。
普段は雨や日射から車を守ってくれるのに十分ですが、
屋根と支柱のみの簡単な作りのものが多いことから、
大雪等でトラブルが発生してしまうことがあります。
そんなカーポートについて調べてみることにしました。
カーポートの素材
簡易車庫と言っても、デザイン・素材等豊富に選べるのもカーポートの
一つの魅力です。
カーポートに使われる素材をいくつか紹介します。
積雪・強風にも強いです。
・アルミ形材…遮光性に優れています。
・ポリカーボネート…プラスチックの中で
一番衝撃に強いです。紫外線を遮断するので、
真夏の車の温度上昇を抑えられます。
カーポートは雪に弱い?
通常、カーポートを設置する時に、その土地の基盤や
気候も考慮に入れて素材を選びます。
一般的なカーポートの耐雪量は20㎝程度と言われていますが、
これは重さではなく、積雪の高さで言われているので
一つの目安にしかならないです。
因みに雪の重さですが、さらさらとした新雪なら
1立方mあたり最大150㎏、湿ったり乾いたりした
根雪だと1立方mあたり最大500㎏と言われています。
またカーポートには、20㎝以上の積雪時には
雪下ろしをするよう書かれていたり、
設置時に説明されたりします。
積雪量に対して適切な雪下ろしが必要なんですね。
でも、雪があまり降らない地域ではピンとこなくて
気付いた時には大変なことになっていたという人も
少なくはありません。
カーポートは火災保険適用?
カーポートの寿命は約10年~15年と言われています。
(実際はもっと長く使っている人の方が多いです。)
カーポートは車庫なので、家の建物の一部として扱われ、
火災保険の適用となるケースがあります。
大雪は、雪災に該当する自然災害です。
保険金は申請しなければ受け取ることができないので、
もしかしたら?と思う方は保険会社に問い合わせてみる
価値ありですね。
いかがですか?
今月14~16日の大雪でJAF(一般社団法人日本自動車連盟)が
カーポート対応の為に出動した回数は関東地方で268件です。
今後、大雪予報を耳にした時点でカーポートのことも
気をつけたいですね。
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