奈良の東大寺といえばほとんどの方が
最初に大仏を思い浮かべます。
東大寺と言う前に奈良=大仏というイメージを
持っている人も多いです。
しかし、奈良の東大寺は大仏以外にもいくつか
見どころがありますからじっくり見て回るべきです。
奈良の東大寺、
大仏以外にどんな見どころがあるのでしょうか。
東大寺に行ったらぜひ見ていただきたい見どころを
ご紹介します。
東大寺の大仏以外の見どころ1 南大門
最初に建立されたのは奈良時代のことでしたが、
平安時代の大風で倒されてしまったために鎌倉時代に
再建された南大門が現在まで残っています。
南大門はなんといっても大きさに圧倒されます。
高さは25mに横幅は29m、よほど離れて移さないと
写真にも入りきりません。
南大門は現存する三文の中で日本一の大きさを
誇っています。
東大寺の大仏以外の見どころ2 金剛力士像
南大門には門そのもの以外にもう一つ見どころが
あります。
それが2体で一対の形になっている金剛力士像です。
金剛力士像は右側に口を閉じた吽形、そして左側に
口を開いた阿形と配置されているのですが、これは
一般的な並び方とは何故か逆になっています。
また、頭、胴体、腕、足、それぞれが別々に作られて
組み合わされてできた金剛力士像ですが、製作するとき
は20数名でたった69日で進めたそうです。
東大寺の大仏以外の見どころ3 東塔跡
東大寺にはかつて100mほどの塔が建てられていたと
言われています。
しかし、1180年に焼失し、再建されましたが再び
落雷で焼け落ちて現在に至ります。
今は塔はなくなってしまい跡だけが残っています。
東塔は将来的に建てなおすのではないか、
という話もありますから、そのうち大仏とともに
一番の見所になるかもしれません。
東大寺の大仏以外の見どころ4 二月堂
毎年東大寺で行われる儀式の一つであるお水取りが
行われるのが国宝、二月堂です。
2015年は3月1日から14まで行われたお水取り。
長い歴史があるお水取りは、国の安泰を願って
行われます。
奈良といえば東大寺、そして大仏や鹿が頭にすぐ
浮かびますが、それ以外にも見どころはたくさん
あることがわかります。
歴史ある国宝をゆっくり見て回りながら過ごすのも
いいものですよ。
旅行で奈良を訪れたのであれば、大仏だけを見て
帰るのではなく歴史が長く見どころがいくつもある
東大寺をゆっくり回って堪能してください。
歩いているだけで歴史の重みを感じることができますよ。
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