グルコースの値が高い?低い?体にどんな影響が出るの?

病気
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健康診断で血液検査をすると、
いろいろな値が結果の中に書かれてきますよね。

その中の一つが、グルコースの値です。

グルコースとは一般的にあまり聞かない名称ですが、
これは血糖値のことを指します。

血糖値といえば、健康のために血糖値を下げる
飲み物などがよく紹介されていますよね。

健康を守るために知っておきたいグルコース
について調べました。

グルコースの値が高いと体にどんな影響が出るの?

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グルコースの基準値は空腹時で
70mg/dlから110mg/dlです。

しかし、空腹時の値が126mg/dlを超えた場合は、
高血糖とみなされて再検査を受けることになります。

血糖値が高いままで放っておくと、
糖尿病になる危険が高いです。

糖尿病になれば、心臓や脳、腎臓など体の大事な
機能に障害が出ますから、目が見えなくなったり、
尿が出なくて体がむくんだり、神経に障害が出て
手足がしびれることがあります。

その他にも、高血糖は心筋梗塞や脳卒中などの
成人病になる可能性が高くなりますから要注意です。

グルコースが少し高いぐらいでは体になんの影響も
出ないことが多いですが、病気になって苦しむことが
ないよう、早いうちに病院を受診してください。

グルコースの値が低いと体にどんな影響が出るの?

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糖が多すぎることは体に良くないことはよく
言われていますが、逆に少なすぎるのも問題です。

低血糖と呼ばれるのは、グルコースの値が
基準値である60mg/dlから70mg/dlに
満たない場合です。

人はグルコースが急激に低くなると、
あらゆる自律神経症状が現れます。

空腹に始まり、発汗、不安感、動悸などが
主な症状です。

グルコースがゆっくり下がっていく場合は、
集中力がなくなったり眠くなったり、
意識がもうろうとしてくる、という症状が
現れます。

グルコースの値は35mg/dlより下回れば
ろれつがまわらなくなりますし、
20mg/dlになれば意識を失います。

高齢者の方は、高血糖よりも低血糖のほうが
危険と言われています。

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グルコースの基準値について特に考えたことが
ないという方は多いでしょう。

健康診断などで調べても、特に指摘されなければ
値を詳しく見たことがない方もいらっしゃいいます。

しかし、グルコースの値は多すぎても少なすぎても
いけませんから注意が必要です。

自分がどのぐらいか見るために、
健康診断の結果を見返してみませんか?

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