草むしりをした後、または公園で遊んだ後に
腕を見た時に、真っ赤な腫れができていることが
あります。
そういえば、さっき毛虫を見かけたな、
と思った方は大変!!
その腫れは、チャドクガの毒にやられたのかも
しれません。
ちゃんと治療しないと悪化させてしまうことが多い
チャドクガに刺された場合の対処法について
調べました。
チャドクガに刺された時にどんな薬が必要なの?
まずは薬をつける前にチャドクガの毒針を
抜きましょう。
刺された後の皮膚には毒針が刺さったままに
なっていますから、その状態で薬をつけても
効果がありません。
用意するのはガムテープとピンセットです。
ガムテープを肌に貼り付け、やさしく剥がせば
針がテープと一緒に取れます。
それでも取れないものは、
ピンセットを使って抜けとってください。
その後でつけてほしいのが薬です。
おすすめの薬は抗ヒスタミン剤、
またはステロイドのリンデロンです。
薬は皮膚科に言って処方してもらうことが一番
なのですが、病院が休みで薬をもらうことが
できないなど、皮膚科に行くことができない方は、
ステロイドも入っているムヒアルファEXなどを
塗ってみてください。
チャドクガに刺された時にしてはいけないこととは?
チャドクガに刺された後は異常な痒みが出る
ことが多いです。
痒くて掻きむしりたくなる気持ちはわかりますが、
かけばかくほど悪化しますし、その後で他の場所に
触れば毒針がうつって他の場所まで痒くなって
しまいますから、これ以上広がらないよう
絶対に掻かないでください。
チャドクガに刺された痕は蕁麻疹に似ています。
ですから、自分はよく蕁麻疹が出るし後からでも
大丈夫、と治療を後回しにして症状がひどくなる
ことが多いです。
蕁麻疹なのかチャドクガに刺された跡なのか、
は勝手な自己判断はいけません。
治療をしないで放っておいたためにいつまでも
治らなかったら大変ですから、おかしいと思ったら
すぐに皮膚科を受診してください。
公園では遊んだけれど、植え込みからは
離れていたから大丈夫、などの勝手な判断は
いけません。
チャドクガの毒針は、風で飛んで行く事もあります。
ですから、うっかりその針が偶然にも自分に
刺さる、という可能性も高いのです。
また、自分では触っていなくても、
友達がチャドクガに刺されていたのなら、
その友達を経由して自分もチャドクガに
やられているかもしれません。
早めに対処するために薬を用意しておく、
または殺虫スプレーをいつも学校において
おくといいですよ。
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