スノードロップという名前の花をご存知ですか?
学名はガランサスというヒガンバナ系の花なのですが、
名前からも想像がつくように雪のように真っ白な花です。
日本名では待雪草と呼ばれており、
そちらの名前のほうが有名かもしれませんね。
雪を待って健気に咲いている美しいスノードロップですが、
実は怖い花言葉が隠されていることがわかっています。
可憐な花ながら怖い意味もあるスノードロップについて
お話します。
スノードロップはいつ咲く花なの?
スノードロップは2月2日の誕生花で、
まだ寒い日が多い早春に咲く花です。
まだ雪が降る日もある早春に小さな白い花を咲かせる
スノードロップですが、日中は下向きに咲き、
夕方になるとつぼみます。
しずくのような形をしていることから、初恋のため息、
または天使がアダムとイブを慰めるために雪を花に
変えたものだ、ということから希望や慰めの意味もある
と言われています。
スノードロップに隠された怖い花言葉とは?
そんな健気な花の裏にどうして怖い花言葉が
隠されているのでしょう?
怖い花言葉になるのは、スノードロップを人に
プレゼントした時です。
人にプレゼントをすると、スノードロップは
「あなたの死を望みます」
という意味に変わってしまうのです。
そうなった理由は、イギリスの古い言い伝え
によるものです。
恋人が亡くなったことを悲しむ少女が、
恋人の傷の上にスノードロップを置いたら、
恋人の肉体がスノードロップに変わってしまった、
という話が伝わっています。
そのことから、スノードロップ=死という
イメージが広まりました。
自分では力育てたりする分には問題ないのですが、
誰かにプレゼントをしてしまうと、死を望んでいる
という怖いメッセージに変わってしまうので大変です。
お花屋さんは花言葉をわかっている人も多いので、
怖い花言葉の隠されている花をプレゼントとして
勧めることはないでしょう。
しかし、スノードロップは可憐で可愛い花であるだけに
ふと手にとってしまいがちですが、気をつけてください。
花にはそれぞれ花言葉があって、調べれば他にも
怖い意味が隠されている花もあるでしょう。
きれいな花だから喜んでもらおうと思って
プレゼントした花が、実は人に不快な思いを
させることもあります。
自分で楽しむのであれば花言葉をそれほど
気にすることもないですが、人にプレゼント
するときは気をつけてください。
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