お盆といえば家にご先祖様が帰ってくる日ですが、
お彼岸といえばご先祖様に会いにお墓参りをする
決まりがありますよね。
お彼岸は春と秋の2回あり、春は秋分の日、
秋は春分の日をはさんで一週間となっています。
2015年の秋は秋分の日が9月23日ですので、
彼岸の入りは9月20日、彼岸明けは9月27日です。
毎年2回あるお彼岸の中でも、秋のお彼岸について
調べました。
秋のお彼岸の意味とは?
秋分の日は、祖先を敬い亡くなった人々をしのぶ日
だと言われています。
この世である此岸は東にあり、
あの世にある彼岸は西にあります。
秋分の日と春分の日は、
太陽が真東から昇り真西に沈みます。
ですから、秋分の日は此岸と彼岸が一番通じやすいため、
先祖を供養するのに良い日とされているのです。
お彼岸にお墓参りをする理由とは?
此岸と彼岸が一番通じやすい秋分の日や春分の日の前後は、
先祖と通じやすいときです。
ですから、この時期にお墓参りをすることが一番良い
と言われています。
秋分の日や春分の日にお墓参りをすることが一番ですが、
お彼岸の期間中であれば特にこだわりはありません。
また、お彼岸の期間中は毎日お墓参りをするべきだ、
というわけでもありません。
先祖と一番通じやすい日なのですから、
お墓参りに行ったらきれいにお墓を掃除してお供え物をし、
先祖とゆっくり話す時間を用意しましょう。
忙しいからといって、適当にお掃除しただけで
出かけてしまうのは、先祖に失礼に当たります。
お彼岸の時期は、いろいろと忙しくて時間が取れない、
という方も多いでしょうが、もし忙しいならば
ちょっと時期をずらしてでも、ゆっくり時間を取れる日を
探して、その日にお墓参りに出かけてください。
お彼岸にはしっかりした決まりがあるわけではありません。
時間が決まっているわけでもありませんし、
特別な法要をするわけでもありません。
お墓をお掃除して、ゆっくりと先祖と
語り合える日なのです。
秋分の日は祝日ですからどこかに遊びに行きたい、
と思う方も多いでしょうが、ご先祖様のために、
家族みんなでお墓参りに訪れるようにしては
いかがでしょうか。
家族みんなの元気な姿を見ることができれば、
ご先祖様も喜ぶに違いありません。
子どもたちの成長した姿を見せることが
出来るだけでも喜びです。
忙しい方は時間を作るのも大変ですが、
年に2回のお彼岸には、お墓参りを忘れずに。
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