夏の暑い時に送る挨拶状といえば暑中見舞いです。
遠くに住んでいる友人や親戚の方、
またはいつもお世話になっている方に暑中見舞いを送ります。
暑中見舞いと残暑見舞いがありますが、
2つの時期にはどのような違いがあるのでしょうか?
暑中見舞いのお返しはいつまでに出すべき?
夏の御挨拶である暑中見舞いのマナーについてお話します。
暑中見舞いと残暑見舞いにはどのような違いがある?
暑中見舞いは暦の上で大暑である7月の半ばぐらいから
立秋の前までと言われています。
ですから、だいたい毎年7月20日ぐらいから
8月7日頃までには出すようにしましょう。
日本の夏は梅雨明けしたら一気に暑さが加速します。
梅雨の間はまだ肌寒い日もありますから、
暑中お見舞いという雰囲気ではありません。
忘れないうちに早く出したい、という方もいらっしゃるでしょうが、
梅雨明けしないうちは出さないようにしてください。
立秋を過ぎたら出すのは残暑見舞いです。
暦の上では立秋でもまだ暑い日が続いていますから
暑中見舞いを出したくなりますが、
残暑見舞いを出すように気をつけてください。
夏も終わりが近づくと、これまでの疲れが出て
体調を崩す人が多いです。
残暑お見舞いには体を気遣う言葉を入れると、
もらった人はうれしく思いますよ。
暑中見舞いのお返しはいつまでに出すべき?
自分が暑中見舞いを出していない相手から
暑中見舞いを頂いたら、お返しを出すのが礼儀です。
お返しはなるべくすぐに出すようにしてください。
もしお返しを出す時期が立秋を超えてしまったら
残暑見舞いにして出しましょう。
しかし、なるべくであれば暑中見舞いを頂いたら
暑中見舞いの時期に返事を出すことがおすすめです。
暑中見舞いのお返しを書くときには、
暑中見舞いを頂いたお礼を一言添えましょう。
さらに、相手の健康を気遣う文章が入っていれば完璧です。
暑中見舞いのハガキは金魚がついていたり花火がついていたり、と
夏らしい絵柄となっています。
最近では、さらに夏らしさを感じさせてくれる
うちわ型の暑中見舞いも登場しました。
うちわ型のハガキなんて送れるの?と思ってしまいますが、
ちゃんと郵便で送るようにできていますから安心して
使ってください。
もらった方もうちわになっていますからきっと喜びますよ。
遠くに住んでいる親戚などには、
なかなか会う機会がありません。
長く会っていないけれどお元気なのだろうか、
と気になることもありますよね。
そんなときは、暑中見舞いでご機嫌伺いしませんか。
近況を書いた暑中見舞いを送れば、
相手の方もきっと返事をくれますよ。
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