レジェンド(legend)とは、伝説・偉人等の意味があります。
どの意味で扱われてもおかしくない記録・生き様を現している
スキージャンプ・個人ラージヒル選手、葛西紀明さんについて
調べてみることにしました。
レジェンド葛西とは?
葛西紀明さんについて
1972年6月6日、北海道生まれ。
5人家族の長男で、貧しい家庭でしたが、葛西選手は10歳で
スキージャンプを始めました。
その才能は稀にみるもので、すぐに雪印杯全日本ジャンプ大会
ジュニア部などでの優勝を手にしました。
16歳の時にはスキーワールドカップに当時、
史上最年少で出場を果たしています。
この頃から、徐々にレジェンドは始まっていたのですね。
レジェンド葛西とオリンピック
葛西紀明さんがオリンピック史上最多の7回出場している
ことは言うまでもないことだと思います。
1992年フランスのアルベールビルに19歳で出場して以来、
2014年ロシアのソチまで計7回です。
★2回目:リルハンメル(ノルウェー)
★3回目:長野(日本)
★4回目:ソルトレイクシティ(アメリカ)
★5回目:トリノ(イタリア)
★6回目:バンクーバー(カナダ)
★7回目:ソチ(ロシア)
通常、スキージャンプの選手は20代が多く、30代前半で
引退する選手が多い中、最年長ジャンパー葛西紀明さんは、
41歳、7回目のオリンピックで堂々と銀メダルに輝いています。
記録も1回目が139m、2回目が133.5mです。
年齢・回数・距離、どれを見てもレジェンドですね。
レジェンド葛西はこれからも!
葛西紀明さんは、今までにいくつもの普通の人だったら
「引退」をしてしまいそうな壁を乗り越えてきています。
たび重なるルールの改定、用具の規定、ご家族の死、病気、
所属チームの廃部、その度に葛西さんの中にある
「諦めない!」精神で確実に乗り越え、
前に進んできています。
その普通の人にはない精神力の強さから、様々なレジェンドが
生まれてきているのでしょうね。
そしてまた、銀メダルをとった直後のインタビューでも
先を見つめて、45歳、49歳でのオリンピック出場への目標、
金メダル獲得への目標を語っています。
今後のレジェンド更新が楽しみですね。
葛西紀明さんの「諦めない」「不撓不屈」の精神、
見習うべきことは多いとしみじみ思っています。
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