歴史が長い福岡の夏祭りといえば、博多祇園山笠です。
博多祇園山笠は774年もの歴史があり
国の指定重要無形文化財の指定も受けています。
県内外からも多くの方が訪れる博多祇園山笠です。
有名で伝統あるお祭り、博多祇園山笠をご紹介します。
博多祇園山笠 2015年の日程は?
博多祇園山笠は、毎年7月1日から15日までと
日程が決まっています。
ちなみに2015年は7月1日の水曜日から15日の水曜日までです。
2週間という長い期間行われるお祭りなのですが、
毎日イベントが行われています。
一番の見どころだと言われている追い山は、
7月15日の午前4時59分からです。
博多祇園山笠の見どころは?
博多祇園山笠の一番の見所は、なんといっても追い山です。
櫛田神社からスタートした山笠が須崎町の廻り止めまで
一気に駆け抜けます。
山笠が駆け抜ける姿は迫力あって見事ですよ。
スタートからゴールまでは、平均30分ほどとなっています。
追い山がかけ出すのは朝5時なのですが、
一番山笠が博多祝い唄を歌うために一分早い開始時間
となっています。
早朝に始めるイベントですからかなり眠いですがお見逃しなく。
山笠を見たい、という方にオススメなのが
13日の15時30分から行われる集団山見せです。
呉服町交差点に集まった山笠たちが、
福岡市役所まで行って市長に挨拶をします。
山笠が一つのところに集まりますから、
それぞれの違いがわかって楽しいですよ。
山笠がどんなものなのかじっくり見たい、
という方は集団山見せに行きましょう。
山笠が駆け抜ける姿を見たいけれど、
早朝起きる自信がないという方は、
12日の追い山ならしを見に行きましょう。
追い山と同じく山笠が駆け抜けていく姿を見れますが、
始まる時間が15時59分と夕方となっています。
博多祇園山笠は女人禁制のお祭りです。
山笠の担ぎ手を見ても、小さな子供は別として、
大人に山笠は男性だけです。
女性たちは穢れているとされて、
山笠の詰め所にも入ることも許されません。
山笠を近くで見ると、つい触りたくなってしまうこともありますが、
女性のかたはくれぐれも触らないようにしてください。
もう一つ、博多祇園山笠のタブーとされているのがきゅうりです。
なぜきゅうりがだめなの?と疑問に思う方も多いでしょうが、
きゅうりの断面が山笠の神様であるスサノオノミコトのご神紋に
似ているそうです。
神様を口に入れるなんてとんでもない、という意味だそうですよ。
男性だけの迫力ある博多祇園山笠。
追い山は早朝ですので見に行くのも大変ですが、
迫力あるお祭りをぜひ見に行きましょう。
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