かつては日本の中心地であった千年以上の歴史がある京都。
一年中いろいろなお祭りが行われる京都ですが、
京都で行われて京都三大まつりの一つとして
数えられているのが京都祇園祭です。
日本で古くから行われている歴史名高いお祭りである京都祇園祭を
ご紹介します。
京都祇園祭、2015年の日程は?
京都祇園祭は1ヶ月という長い期間行われます。
祭りの時期は、毎年7月1日から31日と決められています。
1日の吉符入りに始まり、31日の疫神社夏越祭まで続く
長いこのお祭りは前祭と後祭に分かれています。
31日間ほとんどすべての日でいろいろな行事が行われますが、
人気の宵山は前祭が14日から16日、後祭は21日から23日と
決まっています。
もう一つ人気のある山鉾巡行は、前祭が17日9時から、
後祭が24日9時30分からとなっています。
京都祇園祭の見どころは?
一ヶ月の間、だいたいすべての日に行事がある京都祇園祭ですが、
その中でも県内外から最も多くの方が訪れるのが宵山と山鉾巡行です。
宵山の時期は、山鉾に提灯の明かりがついて非常に美しいです。
祇園囃子が奏でられますので、情緒たっぷりですよ。
四条通と烏丸通は歩行者天国になっていますし、
道の両側に露天が立ち並んでいてから
いろいろなものを買って食べ歩きすることができます。
もう一つ、お祭りで最高の盛り上がりを見せるのが山鉾巡行です。
山鉾とは祇園祭の中心で数が20基以上もある大きな山車です。
なぎなたがついていたり船の形をしていたり、
形も様々ですから見比べるのも楽しいです。
山鉾巡行を見るならば一番のおすすめは曲がり角で山鉾が
辻回しするところです。
少しづつ角度を変えて曲がる山鉾は見ものですよ。
一番よい角度でご覧になりたければ、曲がり角に陣取ってください。
京都祇園祭は1ヶ月も続きますが宵山と山鉾巡行は欠かせません。
宵山は夜のお祭り、山鉾巡行は昼のお祭りです。
京都旅行をして祇園祭も楽しみたいならば、
その両方を見ることが出来る日付で日程を組んでください。
そして、祭りが行われていない時間帯は、
京都見物を楽しみましょう。
京都祇園祭は日本に古くから歩く古式ゆかしい祭りであることから、
毎年多くの方で混雑します。
人混みが苦手だけれどお祭りはぜひ見たい、という方は、
お金はかかりますが有料観覧席を利用するという方法があります。
有料観覧席については、京都市観光協会で詳細をおたずねください。
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