人はだれでも汗をかきます。
普通に汗をかくぐらいならば問題がないのですが、
日常生活に問題が出るほど汗がでる場合は多汗症です。
多汗症の中でも、悩んでいる人は多いのがワキの多汗症です。
ワキの下は汗腺が多いですし、暑かったり運動した後だけでなく
緊張した時にも汗が出やすい場所です。
ワキの多汗症の方は、服の汗ジミがひどかったり
汗の臭いが気になったりして人前に出るのも嫌になります。
汗が気になってストレスもたまってしまうワキの多汗症について
調べました。
ワキの多汗症かどうかチェックする基準とは?
半年以上前からワキの汗がひどい、
という方は以下の項目をチェックしてください。
・日常生活に支障があるぐらい汗が出る
・汗が多く出る日は週に1回以上ある
・25歳になる前に、この症状が始まった
・眠っている時はそれほど汗をかかない
・自分と同じ症状の家族や親戚がいる
上の項目に2つ以上当てはまれば、
キの多汗症の可能性が高いです。
ワキの多汗症の治療法とは?
ワキの多汗症の治療法にはいろいろな方法があります。
持続期間が短いですが、手軽に試せる方法としては塗り薬です。
ワキの下に毎日薬を塗ることで、だんだんと効果が現れます。
持続期間が長い治療法に、ボツリヌス菌を使った薬を注射する
ボツリヌス療法があります。
1回注射すれば最大9ヶ月持続しますので、
年に1回から2回の注射で効果が現れます。
重度の多汗症であれば保健も適用されます。
ワキだけでなく体全体の多汗症に効く方法としては
飲み薬もあります。
また、薬では効き目がない人、または重度の多汗症の方は
神経を切断する手術もあります。
多汗症の治療については、このようにいろいろな方法がありますから、
つらくて悩んでいる方は病院を受診して指示を仰ぎましょう。
ワキの臭いがあれば気になって、
人に会うのも嫌になってしまいますよね。
けれど、汗が出るからと仕事に行かないわけにはいきません。
ワキの汗を気にすればするほど、
それがストレスになって汗が増えて更にひどい状態になります。
一人で悩んでいたり病気ではないからと放っておいても
ワキの多汗症は変えられません。
しかし、体質からなっていたとしても、
治せないものではありませんからあきらめないでください。
自分が多汗症かも?と思ったら、
まずは医療機関を受診してみることをおすすめします。
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