母の日にカーネーションを贈るようになったのは?色にどんな意味がある?

年中行事
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母の日に贈るお花といえばカーネーションです。

女性が贈られて喜ぶものといえば花ですから
お母さんに花を贈るのはわかりますが、
なぜカーネーションを贈るようになったのでしょうか?

母の日にカーネーションを贈るようになった理由とは何なのか、
またカーネーションの色にはどんな意味があるのか、
母の日に贈る定番のカーネーションについて調べました。

母の日にカーネーションを贈るようになったのはどうして?

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母の日の始まりは1908年のアメリカ、ウエストヴァージニア州で
暮らしていたアンナ・ジャービスという女性です。

彼女は亡くなったお母さんを追悼するために、
お母さんが好きだった白いカーネーションを祭壇に飾りました。

また、カーネーションの花言葉には母の愛情でもあることから、
カーネーションは母の日に贈られるものとなったのです。

その後、ウエストヴァージニア州の知事により、
5月の第2日曜日が母の日と制定され、
それが戦後になってから日本に広まって今に至ります。

カーネーションの色にはどんな意味がある?

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母の日に贈るカーネーションの色の定番は赤ですが、
最近では色の種類もたくさんあります。

しかし、カーネーションの色には意味がありますので、
それぞれの色の意味についてお話します。

赤のカーネーションの花言葉は、母への愛、または真実の愛です。

赤のカーネーションは母の日のルーツであるアンナ・ジャービスが、
お母さんが存命している場合につける花と提案しました。

そのことからも、赤のカーネーションが母の日には
一番多く用いられています。

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赤以外にも多く使われる色にピンクや黄色、オレンジがあります。

ピンクは感謝や温かい心、黄色は友情、オレンジは純粋な愛
という意味があります。

どれも、母の日に贈るカーネーションの花の色としてはおすすめです。

しかし、カーネーションの色の中でおすすめできないのは白です。

白のカーネーションの花言葉には尊敬という意味もありますが、
亡き母を偲ぶという意味があります。

アンナ・ジャービスもお母さんが亡くなっている場合は
白のカーネーションと提案しています。

白のカーネーションもきれいですが、
お母さんに渡すのはやめたほうがよいでしょう。

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母の日にはカーネーションを贈ることが当たり前のようになっていて、
この風習がいつ始まったのか、なぜ赤色のカーネーションが多いのか、
考えたことがない方も多いでしょう。

自分を育ててくれたお母さんを追悼する意味で生まれたカーネーション。

これからお母さんにカーネーションを渡す時は色を考えて
感謝の気持を込めて渡しましょうね。

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