女の子の健やかな成長を祝って行われるひな祭り。
家族みんなが集まって、またはお友達を呼んで
パーティーをする方もいらっしゃるでしょう。
しかし、そこで気になるのが食事に何を出したらよいかです。
何を用意しようか迷っている方のために、
ひな祭りに定番のメニューとそのメニューに込められた意味について
調べました。
ひな祭りパーティーのメニューの参考にしてください。
1.ちらし寿司
彩りが鮮やかなちらし寿司は、ひなまつりの定番料理として
出す方が多いです。
ちらし寿司自体にいわれがあるわけではありませんが、
長生きを表す海老や将来を見通す意味を表すれんこんなどの
縁起が良いものと、彩りがきれいな菜の花や三つ葉などを
いっぱい混ぜて見た目にもきれいなちらし寿司にしましょう。
お祝いの席にはちらし寿司が似合います。
2.はまぐりのお吸い物
はまぐりのお吸い物は、古くからひな祭りの定番の汁物として
並べる家庭が多いです。
はまぐりの貝殻は対になっています。
対の貝殻がぴったり合うという意味から、貝殻は夫婦に見立てられます。
女の子が、自分に合う相手を探して幸せな結婚をしますように、
はまぐりのお吸い物には女の子の幸せを願う親心が現れています。
3.白酒
白酒は、桃の花びらをつけて作った桃花酒が始まりでした。
桃には邪気を払う、または桃=百という意味合いがあることから
健康と長生きを願って飲まれるようになったのです。
しかし、江戸時代以降は桃花酒から白酒に定番が変わりました。
白酒は女性でも飲みやすいですし、
桃の花のピンクとの相性が良いと人気が出たのです。
白酒はお酒ですから大人の飲み物です。
子どもたち用、またはお酒の弱い人用には
ノンアルコールのものを用意してください。
それ以外に用意するものと言えば、おめでたい時にはよく使う鯛の焼き物、
色もきれいで春の芽吹きを表す木の芽やよもぎのおひたしなどがお食事に
おすすめです。
また、ひなまつりの主役は子どもたちです。
和食ばかりを並べてしまうと、子どもたちにとっては
ちょっと物足りないかも。
和食ばかりでは飽きてしまいますから、
最後のデザートとしてケーキを用意する家庭も多いです。
ケーキならば子どもたちも喜んで食べてくれますから、
ひなまつりの食事も楽しみにしてくれますよ。
食事を準備するのは手間がかかりますが一年に一度しかない
女の子のためのお祭りです。
娘の健康としあわせのために、
おいしい食事を用意してひな祭りを祝いましょう。
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