世界の侵略的外来種ワースト100に入る恐ろしいアリ、ヒアリです。
アメリカでは年間約100人ほどの死者が出ると聞きました。
http://youtu.be/wNO9ABvJhJk
殺人アリ アメフト部員死亡
日本にはまだ定着していないのは、何度か侵入しその都度駆除によって
定着を防いできています。
いつ入ってきてもおかしくないと聞いて“ヒアリ”について
調べてみることにしました。
ヒアリは毒をもっているの?
ヒアリ(火蟻)fire ant の特徴
体長…2.4~6mm
体色…黄褐色、赤褐色、黒褐色
体型…腹部より頭部が大きい
猛毒を持っている為、刺されるとやけどをした時のような激痛があります。
ヒアリに刺されると?
ヒアリは攻撃的な生物です。
もともと近くにいる昆虫や小さい哺乳類までも食べてしまうほどです。
集団行動するその性質から、人を刺す時も1回ではないのです。
「痛いっ」と激痛を感じて刺された箇所を見てみると2~10数個の針跡が
見られるのが特徴です。
中度…じんましん
軽度…痛みとかゆみ
最悪の場合は死に至るというケースも世界的にあります。
ヒアリのアレルギー反応
ヒアリに刺されても全ての人が重症化するわけではありません。
一度刺された時に、体内に入ったヒアリの毒に対する抗体が体内で作られます。
その後、再び刺された時に、最初に作られた抗体が過剰にアレルギー反応を
起こしてしまうのです。
一度刺されて、大丈夫だったと安心してはいけないんですね。
ヒアリを駆除するには?
ヒアリは、刺されるとやけどのような激痛がすることからfire ant→火蟻と
名付けられていますが、熱湯に弱いのです。
見つけたヒアリは熱湯をかければ退治できます。
ただ、熱湯ではヒアリの巣全体を駆除することはできません。
ペイント剤等が有効とされていますが、巣の駆除は専門家に
依頼したほうが確かです。
ヒアリ駆除の窓口は地方環境事務所です。
ヒアリは暖かい地で生息が確認されています。
南米を最初に、今では地球温暖化で中国まで生息地が拡大されてきています。
日本に来るのも時間の問題と言われているので、万が一に備えて、
知っておいた方が良さそうですね。
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