嘔吐や下痢が続いて熱も出てきたら
ノロウイルスに感染したかもしれません。
でもノロウイルスと風邪の区別がよくわからないですよね。
ノロウイルスだったら家族にうつるのも心配ですし、
不安になります。
冬に流行る心配なノロウイルスの見分け方や検査
についてお話します。
ノロウイルスは家で自分でも見分けられる?
家で見分ける場合は現れている症状から判断します。
ノロウイルスの主な症状は、下痢や嘔吐、発熱、
そして腹痛です。
下痢や嘔吐の症状はかなり強いです。
ノロウイルスの発熱は37度から38度程度で、
それ以上上になることはほとんどありません。
それに対して、風邪やインフルエンザの主な症状は
発熱、のどの痛み、咳です。
発熱という部分ではノロウイルスと重なりますが、
インフルエンザの場合は特に38度以上の高熱が続きますので
ノロウイルスの熱とは異なります。
風邪やインフルエンザにある咳や喉の痛みは
ノロウイルスにありません。
そして、ノロウイルスにある下痢や嘔吐は風邪や
インフルエンザにはありません。
こうして比べてみると、症状に違いがあることが
分かりますね。
下痢や嘔吐の症状が強ければ、ノロウイルス、
またはロタウイルスを疑ってください。
ノロウイルスの検査とは?
病院では検査キットを使ってノロウイルスか
どうかをみてもらうことができます。
検査をしてもらえば数分で結果が分かります。
しかし、この検査は3歳未満、または65歳以上であれば
保険が適用されるのですが、それ以外の方については
保険適用外ですので、数千円以上の費用が発生します。
かなり高額の検査になりますが、
検査の結果も完全というわけではありません。
病院で検査してもらっても、
症状と検査の両方から医師が判断するようです。
ノロウイルスは特効薬があるわけではありません。
しかし、ひどくなって死に至るような
怖い病気でもありません。
ノロウイルスにかかったかも?と思ったら、
まずは安静にして体を休めましょう。
しばらくはつらい症状が続きますが、
2日から3日すれば楽になります。
忙しい毎日を送っている方は特に休養だと考えてください。
症状がおさまって元気になってから、
また頑張ればいいのです。
ちょっとづつ水分を取りながらしばらく休みましょう。
そのあとなにか食べれるようになったら
食事を再開して栄養をつけてください。
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