紅葉前線は北から始まって、徐々に南へと下がってきます。
日本で紅葉が一番早く楽しめるのは北海道です。
北海道は冬のスキーも人気で多くの人が訪れますが、
自然の多い地域ですから、秋の紅葉も見事です。
北海道の紅葉のおすすめのスポットはどこなのでしょう?
例年の見頃の時期と一緒にご紹介します。
<大雪山>
例年の見頃の時期:9月中旬から9月下旬
黄色や赤に色づく広葉樹と緑のまま残る針葉樹の緑が重なり、
大雪山全体が錦絵のような美しさです。
大雪山の紅葉は山登りをしながら楽しむこともできますし、
ロープウェイに乗って空から楽しむこともできます。
黒岳ロープウェイは往復で30分です。
<層雲峡>
例年の見頃の時期:9月下旬から10月上旬
白く流れる滝と赤や黄色の紅葉のコントラストを楽しみたい方は、
層雲峡の流星・銀河の滝がおすすめです。
また、層雲峡温泉街の近くには紅葉谷があり、
紅葉の中でゆっくり散策を楽しむことができます。
散策の途中には、激しく流れる紅葉滝がありますから、
紅葉と滝とのコントラストを楽しむことができます。
<定山渓>
例年の見頃の時期:10月中旬
温泉地としても有名な定山渓ですが、
秋の紅葉の季節が来れば周り全体が
紅葉の赤や黄色に彩られます。
温泉街からは散策路(二見・定山の道)が伸びており
紅葉散歩が楽しめます。
紅葉の季節には定山渓の紅葉スポットをぐるりと巡る
紅葉かっぱバスも運行されます。
バスの中から眺める紅葉も美しいですよ。
<知床五湖>
例年の見頃の時期:10月上旬から10月下旬
自然の中を散歩しながら、知床五湖を全部回れる遊歩道は、
北海道を訪れる多くの方に人気です。
秋の紅葉の時期は紅葉の中の散歩を楽しむことができます。
知床五湖の散策は、ヒグマに合わないようレクチャーを
受けてから行くことになります。
レクチャーを受けなくても、木道を使えば知床の一湖
までならいつでも行くことができます。
木道には電気柵もあり、ヒグマが来る心配はありません。
木道ならば車椅子の方でも、知床の散策が楽しめます。
日本の中でも最初に美しい紅葉を楽しめる北海道。
紅葉を見ようと、秋に北海道旅行の計画を立てている方も
多いのではないでしょうか。
北海道はとても広く、紅葉名所も点々としています。
どこへ行くか目的地を絞ってから計画を立ててください。
美しい自然が残る北海道、紅葉を見ようと散策をしていたら、
自然で暮らす野生動物たちにも逢えるかもしれませんよ。
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