胃腸炎の原因は?食事は?下痢や嘔吐を止める薬は飲んではいけない?

病気
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突然お腹が痛くなったり、
嘔吐や下痢などを伴う病気が胃腸炎です。

胃腸炎にはウイルスが原因である感染性の胃腸炎と、
細菌が原因となる細菌性の胃腸炎が主な二つです。

胃腸炎を早く治すためには
どうしたらよいかについてもお話しします。

胃腸炎の主な原因は?

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夏や冬に多い感染性の胃腸炎の原因はウイルスです。

ロタウイルスノロウイルス、アデノウイルスなどがありますが、
小さい子供の胃腸炎はロタウイルスの可能性が高いです。

大人の胃腸炎はノロウイルスが多く、レストランや病院などで、
集団感染することも多いです。

細菌性の胃腸炎食中毒とも呼ばれています。

豚肉や鶏肉に含まれるカンビロバクター
卵や鶏肉に含まれるサルモネラ菌
牛肉に含まれる大腸菌などが原因です。

食べ物が十分に調理されていなかったり、
手洗いをきちんとしないままに調理すれば、
細菌に感染して胃腸炎を引き起こします。

胃腸炎のときの食事は?

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胃腸炎になってしまったら、食事をどうしたらよいか悩みます。

食事は弱っている胃腸に負担を掛けますから、
症状があるうちは控えたほうが回復までが早いです。

症状が治まったら、消化の良いものから
徐々に食べるようにしてください。

食事も一度にたくさん食べるのでなく、
少量を何回にも分けることが必要です。

胃腸炎が治ってもしばらくは辛い物や炭酸、
冷たいものは控えてください。

胃腸炎の症状、下痢や嘔吐を止める薬は飲んではいけない?

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食事は症状が治まるまで控えたほうが良いのですが、
胃腸炎は下痢などを伴いますから、
水分が必要以上に体から失われます。

失われた水分を補うためにも、
水分はしっかり取ってください。

水分はジュースなどは避け、
水や体に吸収しやすいスポーツドリンクにしましょう。

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下痢や嘔吐はつらいですから、を飲みたくなります。

しかし、下痢や嘔吐は、体が自ら有害なもの
外に出そうと頑張っているのです。

薬で下痢などを止めてしまうと、
有害なものが体から出るのが遅くなり、
症状を長引かせる結果にもなりかねません。

下痢止めや吐き気止めは飲まないようにしましょう。

どうしてもつらければ、病院で指示を仰いでください。

胃腸炎は腹痛、下痢、嘔吐とつらい症状が続きます。

症状を抑えようと勝手に薬を飲もうとせず、
まず病院で診断してもらって医師の指示に従ってください。

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