動脈硬化などが原因で血栓ができて冠動脈が詰まると、
心筋に血液が流れなくなります。
その症状を心筋梗塞といいます。
高齢化が進むと共に心筋梗塞になる患者の数も増え、
現在は、3大死因の一つと言わるようになりました。
人間が生きていく上で最も大切な臓器である心臓の病気、
心筋梗塞について調べました。
心筋梗塞には前兆、予兆がある?
心筋梗塞は急に前兆もなく起きるイメージがありますが、
動脈硬化などが進んで血管が詰まった状態の時に
小さな前兆が見られます。
その前触れを前兆と思わず、見過ごしてします方が多いです。
・耳たぶのシワ
・奥歯の痛みや、顔の引きつり、耳から顎にかけた痛み
・動悸
そんな症状が続いたら、心筋梗塞を疑ってください。
心筋梗塞の危険因子は何?
危険因子は一つでなく、いくつかあります。
・高血圧
・糖尿病
これらは生活習慣病の一つですが、それ以外に喫煙やストレスも
心筋梗塞を引き起こす大きな原因の一つです。
危険因子は一つだけでは、あってもそれほど問題はありませんが、
複数が当てはまる場合は、心筋梗塞になる可能性が上がります。
危険因子が一つでも当てはまる方は注意が必要ですが、
二つ以上あると、発症する可能性は2倍、3倍と増えますから
生活習慣などで治せるものなら早めに治しましょう。
糖尿病と心筋梗塞の関係とは?
糖尿病になると、血糖に血管が傷つけられます。
傷ついた血管にコレステロールが詰まると
動脈硬化になります。
動脈硬化が進めば、血流が悪化して心筋梗塞の症状を
引き起こします。
糖尿病と心筋梗塞はともに生活習慣病の大きなものの一つですが、
お互いに密に通じ合っているのです。
実際に統計をとったところ、糖尿病にかかっている人と
かかっていない人を比べると、
心筋梗塞を併発している日は、
そうでない人の2倍から3倍だそうです。
アメリカは、心筋梗塞が原因で糖尿病患者は、
7割以上だそうです。
怖い心筋梗塞から体を守るためには、
まずは糖尿病を治すことから始めましょう。
糖尿病はいったんなってしまうと、
治ることが困難な病気です。
常に治療しなければなりませんし
自分で管理しなければいけません。
しかし、管理さえきちんとしていれば通常の生活が
送れますから頑張りましょう。
糖尿病を悪化させることは、
心筋梗塞の危険を高めることにつながりますから、
まずは生活習慣を規則正しいものに変えてください。
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