1月になると早い時期からあちこちで「恵方巻予約開始」
の文字を目にしますよね。
恵方巻ということは、節分か…と思いながらも、
節分って、豆まきのイメージはあるものの、
以外と“節分”のことを知らないかも!と思ったので、
調べてみました。
節分って何?
“節分”とは、季節の変わり目のことです。
立春、立夏、立秋、立冬と、本当は1年に4回あるのです。
その前日を“節分”と言い、1年の中で一番最初に来る立春の
前日である2月3日が“節分”として定着したのです。
1年の春が始まる前の日に、邪気を払い、
「新しい一年が不幸や災いがない一年になりますように」と
願いを込めて行われる儀式が“節分”です。
恵方巻って何?
「恵方」とは、その年の干支によって定められた方角のことです。
その方向には、歳徳神がいるとも言われています。
恵方巻を切らずに1本丸ごと無言で食べるのは「縁を切らない」
という意味が込められています。
恵方巻の具は、きゅうり、たまご、うなぎ、かんぴょう、しいたけ等
七福神にちなんで7種類の具を入れることで、「福を呼び込む」
という願いも込められています。
売られているものは豪華で華やかな具が入っているものも
たくさんありますよね。
これだけ、あちこちで大々的に広告する成果もあってか、
ある調査によると、恵方巻の認知度は年々上がり、
2012年には97%に達したそうです。
では、恵方巻を食べるかと言うと、関西圏では7割に対して、
関東では4割という結果があるようです。
認知はされていても、まだまだ「食べる」という習慣までは
結びついていないんですね。
豆まきをするのは何で?
節分と言えば、子どもの頃から「鬼は~外、福は~内」と豆まきをして、
自分の歳の数だけ豆を食べるというのがおなじみですよね。
何で豆まきをするのかは諸説ありますが、
昔、穀物や果物には邪気を払う力があるとされていたことが
始まりというのが、一般的な始まりのようです。
また、豆の収穫量が多かったことも由来すると言われています。
他に「鬼」を「魔」として、「魔(ま)を滅(め)っする」
という言葉から、その年の無病息災を願って、
鬼に向かって豆をまくようになったとも言われています。
最近では日本各地で節分の豆まきの文化が定着し、
年中行事になってきているんですね。
縁起の良いとされる行いは、是非続けていきたい習慣です。
コメント