家族で、または友達同士で森林浴に行く機会が多い方に、
注意していただきたいのがマダニです。
マダニは山や林の中に生息していますが、
人間や犬など哺乳類が近づくと飛びついて血を吸います。
いったん血を吸ったら1週間は離れないといいます。
場合によっては死に至ることもあるという
こわいマダニについて調べました。
マダニの症状とは?
マダニに刺された時は、
特に痛みや痒みを感じることはありません。
しかし、マダニは一週間吸い続けますから、
だんだんと大きくなってきて、
刺されていることに気づく程度です。
強い症状を引き起こすのは、
ウイルスを持ったマダニに刺された場合です。
SFTSウイルスを持っているマダニに刺されると、
38度以上の発熱や嘔吐、下痢などの症状が出て、
10%から30%ほどの高い致死率です。
マダニに刺されたらどうしたらいい?駆除は?
刺されたすぐは気づきませんが、
数日後、血を吸って大きくなったマダニを見て
初めて刺されたことに気づく人が多いです。
マダニが吸い付いていることに気づいたら、
ワセリンをお持ちの方はワセリンを塗って
マダニを窒息させてください。
ワセリンがない方はそのままで、
いずれにしてもすぐに皮膚科を受診しましょう。
くれぐれも、無理に引っ張ってマダニを
はがそうとしませんように。
マダニは犬からも?
犬と一緒にお散歩に行ったら、犬にくっついたマダニが
自分にうつってきて刺された、という人の話もよく聞きます。
草むらなどに行くときは、
長袖、長ズボンで肌を覆ってください。
また、犬を草むらになるべく入れないようにしましょう。
マダニがつくとわかりやすいですので
明るい色を服を着ることもお勧めです。
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