お彼岸になる頃になって花を咲かせるヒガンバナ。
田んぼの畦道などに真っ赤な花を咲かせます。
ヒガンバナという名前よりも別名である
曼珠沙華のほうが有名です。
赤い花を咲かせる妖しさのある
ヒガンバナについて調べました。
ヒガンバナの別名は?花言葉は?
ヒガンバナの花言葉は、
独立や情熱、再会、あきらめ、悲しい思い出
です。
ヒガンバナは曼珠沙華という別名の他に、
死人花や地獄花、幽霊花という怖い別名があります。
お彼岸に咲く花ということから、
こんな怖い別名が付けられたようです。
実際、日本ではヒガンバナは不吉なイメージを
持つ人が多いです。
しかし花言葉を聞くと、そんな感じはしませんね。
ヒガンバナには毒がある?
ヒガンバナの球根の中には毒が入っています。
リコリンという毒が球根1個の中に15mg含まれており、
ネズミ1500匹を殺せる量になっています。
ヒガンバナが田んぼの畦道に多いのは、その毒で
ネズミをよけるためだったのです。
リコリンを口にすると、吐気や下痢の症状が出て、
亡くなることもあるとか。
しかし、毒は水に長時間つけておけば消えるそうです。
ですから、毒を抜いてヒガンバナは食用にもなっています。
死人花や地獄花という別名を聞いてしまうと、
こわいイメージを持ってしまうヒガンバナ。
けれど、曼珠沙華という名前は、
天上に咲く花というイメージでなんだか神々しいですね。
赤いイメージを持つ人が多いですが、ヒガンバナには
他にも白やピンク、黄色もあります。
日本では不吉に思って嫌う人の多い花ですが、
アメリカなどでは園芸に使われることの多い花だそうです。
怖いイメージはありますが、
なんとも言えない妖艶な美しさがある不思議な花です。
コメント