春の訪れを告げる花の一つがスイセンです。
ヒガンバナ科に属する水仙(スイセン)は、
秋に球根を植えると春に花を咲かせます。
日本ではお正月に飾る花としても有名なスイセン、
春になるといろいろな花が咲きますが、
その中でも春の初めに咲く花である、
スイセンをご紹介します。
スイセンの花言葉は?
スイセンの花言葉は、うぬぼれ、または自己愛です。
この花言葉のいわれは、ギリシャ神話の中にあります。
美少年、ナルキッソスは美しさのあまり、
自分以外は誰も愛することができませんでした。
それが女神の怒りを買い、ナルキッソスは呪いをかけられ
水鏡にうつった自分を恋してしまいます。
自分への恋はかなわず、恋煩いのまま、
ナルキッソスは死んでしまい、スイセンに変わったそうです。
水辺でうつむいて咲いているスイセンは、
ナルキッソスの姿だったのです。
水仙の育て方は?
スイセンは10月頃に球根を植えます。
植えてすぐは葉っぱが出ませんが、根は伸びていますから
しっかり水をあげましょう。
日当たりの良い所で育てれば、元気に花を咲かせます。
花が咲き終わっても葉っぱは
来年のためにとらないでおきましょう。
もちろん、枯れた葉っぱはとってもかまいません。
夏の間に、葉っぱの栄養から次の年の花芽が作られます。
次の年になったら、そこからまた芽が出てきますよ。
株分けするときは、葉っぱが枯れた7月頃に球根を掘りあげましょう。
寒い冬の終わり、春の訪れを教えてくれるスイセンの花、
日本ではお正月のお花として使う方もいらっしゃいますよね。
育てるのはあまり難しくはありません。
秋になったら、お庭に、または植木鉢に球根を植えて
育ててみませんか。
ちゃんと育てたら毎年楽しめますよ。
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