GDPは、ニュースでは聞きなれた言葉ではありますが、
実際はよくわからないと思い、調べてみることにしました。
GDPとは?
GDP(Gross Domestic Products)とは、
国内総生産のことです。
一定期間内に国内で新しく生産された商品やサービスの
付加価値の統計です。
GDPは国の経済力の目安に用いられ、GDPが
どれくらい伸びたかで経済成長率が現されます。
国内に居住している人の生産量だけの統計です。
国外で生産されたものは、日本企業の支社が生産したものでも
統計には入れないということです。
名目GDPと実質GDPの違いは?
名目GDPとは、一定期間内に生産された財の数量に
市場価格をかけて、生産されたものの価値を算出し、
全てを統計したもので導き出します。
実質GDPとは、価格変動の影響を取り除き、
一定期間内に生産された財の価値を算出したものです。
簡単に言うと、名目GDPが単純に市場価格(取引されている価格)
で評価したGDPに対し、
実質GDPは物価の上下を取り除いたものです。
よって、財の値段が上がれば、名目GDPは単純に上がりますが、
実質GDPが増えなければ、経済が良くなったとは言えません。
実質GDP=名目GDP÷物価指数
という関係が成り立っているのです。
一般的に経済成長を見る時には、
実質GDPを用いられることが多いです。
日本のGDP
日本のGDPは、3年連続で高い数値を更新していて、
2012年の1人当たり名目GDPが前年よりも0.6%増え
4万6537ドル(約480万円)と2013年12月に発表されています。
この数値は、
経済協力開発機構(OECD)加盟34カ国中、10位です。
GDPを増やすには?
GDPは世界でも、その国の豊かさを現す指標とも言われています。
であるならば、増えれば庶民の生活は豊かになりますよね。
GDPが、その国で生産された商品やサービスの金額の合計ならば、
日本全体(政府・企業をはじめ、国民ひとりひとりまで)
がお金を使えば、GDPは必然的に増えます。
とは言っても、そんな水のようにお金を使う余裕はないというのが、
庶民の現状なのだと思います。
経済って、難しいですね。
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