社会、または他の人とのコミュニケーションに
問題を生じる障害に、自閉症があります。
自閉症は生まれてからなったものではなく
生まれつきの障害です。
育て方が悪くてなった、というものではありません。
発達障害の一つである自閉症について考えます。
自閉症の特徴とは?
自閉症は生まれつきのものですが、
特徴がある程度大きくならないと出てきません。
・親が近づいても抱っこを求めない、
笑わないなど周囲との交流が困難
笑わないなど周囲との交流が困難
・言葉の遅れ
・特定のことを繰り返し行い、
パターンが変わるとパニックを起こす
自閉症は、言語に対する理解は苦手ですが、
記憶や計算は普通の人以上に
得意な人も多いそうです。
記憶や計算に特別な能力を保つ場合を
サヴァン症候群と呼んでいます。
自閉症の判断は赤ちゃんの頃?2歳から?3歳から?
1歳半ぐらいで、検診の時に自閉症の疑いあり、
と判断される場合もあります。
しかし、言葉の遅れなどは、
小さいうちには判断が難しいです。
子供によっては、なかなか言葉を発さなくても、
急に3歳頃になっていっぱい話す子供もいます。
また、自閉症の子供によっては、
1歳ぐらいまでは通常と変わらないのに、
2歳ぐらいになってから症状が現れる場合もあります。
ですから症状が今後にわたっても続くだろうと
判断できるのは、3歳ぐらいからだと言われています。
お子さんが自閉症かもしれない、と感じた場合、
自分の育て方に問題があったのでは、
と落ち込まないでください。
発達障害の一つで、心の病気ではありません。
自閉症で成功した人はたくさんいます。
アインシュタインやエジソンなど、
偉人たちも発達障害を乗り越え、
素晴らしい大発見をしました。
お子さんの特性を最大限に生かせるものを
さがしてあげることが大切です。
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